独学パン屋の開業日誌

35歳で脱サラしてパン屋を開業しました。独学でパンを勉強し、自宅を改装して初期投資を極限まで抑え パン屋を一人で経営しています。

小規模パン屋開業に必要な機械 ホイロ(ドゥコンディショナー)編

前回は実際に自分が使っているオーブンを紹介しました。今回はホイロ(ドゥコンディショナー)編です。

 ホイロ(ドゥコンディショナー)

ドゥコンディショナーとは前日に成型された生地を冷凍、又は冷蔵し、 プログラムにより解凍、予熱、ホイロの工程を自動化してくれる機械です。朝早いパン屋の仕事が軽減されます。ただ価格は高いです。

ホイロは発酵を促すために温度と湿度上げる機械です。冷凍機能がなくシンプル構造なので価格は安いです。

 

単相100V電源

小規模パン屋開業に必要な機械とは オーブン

でも話しましたが、当店は動力を導入していないので単相100V電源は必須条件になります。ホイロ(ドゥコン)はオーブンよりも電力を必要としないので単相100V電源対応は品ぞろえが豊富で、選択肢がたくさんあります。

 

重量が軽い

当店は自宅のパン屋ですので、あまり重いものは置けません。ホイロ(ドゥコン)はオーブンほど重たくないのでそこまで気を使いませんでした。当店で使用してるのは「Fukushima QBD-121DC」です。重量は130kgぐらいです。

 

 

前日仕込む必要が本当にあるのか?

ドゥコンディショナーには冷凍・解凍・ホイロの機能が付いていますが、当店では前日に冷凍して仕込むことはしていません。理由は2つあります。

一つ目は味のこだわり。当日朝に生地から作って発酵時間も絶妙に調整しているので、本当に美味しいパンが出来上がります。冷凍⇒解凍する過程で少しでも味や風味が落ちていくのを考えてしまい、冷凍は使いませんでした。

二つ目、当店は自宅で経営しているパン屋なので、通勤時間がありません。時間が自由に使える環境なので、忙しければ少し早起きして作業すればいいのです。その分仕込みに時間を有効活用できるので、前日仕込みをして冷凍する必要がないのです。

 

ですが・・・

 

開業する前の機械選定時、冷凍機能が必要になるかもしれないと思って、値段が張る冷凍機能付きのドゥコンディショナーを購入しました。しかし今思えばホイロで十分でした。冷凍機能が必要なかった事を読み切れなかったんですよね。大きなお金が動く前には頭の中でしっかりシミュレーションするべきでした。

 

まとめ

冷凍機能は上手く使えば時間の短縮・売上UPにもつながりますので、自分に合ったホイロ(ドゥコンディショナー)を選びましょう

自分が使っているFukushimaのドゥコンディショナーは型番落ちしていましたが(かなり古いです)その後継機が下記商品です。とても使いやすい機械を作るメーカーで気に入っています。

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