独学パン屋の開業日誌

35歳で脱サラしてパン屋を開業しました。独学でパンを勉強し、自宅を改装して初期投資を極限まで抑え パン屋を一人で経営しています。

保健所で食品営業許可の更新手続きしてきました

食品営業許可の有効期限が切れるので、お盆休みを利用して更新手続きを保健所でしてきました。お盆休みでも平日は普通に保健所の窓口が開いているので助かりました。以前、更新ハガキが届いた時にも有効期限についてお話ししました。

www.takupan.com

 当地域で更新に必要な書類と手数料は下記のとおりです。

  1. 食品営業許可書
  2. 通知のハガキ
  3. 印鑑
  4. 申請手数料飲食店営業:11,200円 菓子製造業:9,800円)
  5. 食品衛生管理者票又はプレート
  6. 過去1年以内の検便検査結果(自主管理記録簿)
  7. 水質検査結果成績書(井戸水使用の場合)

この他に更新の申請書を記載して、全ての書類を用意して窓口へ提出しました。自主管理記録簿は検便検査結果のチェックのみで、その他の自主管理記録簿の内容については今回は特に確認されませんでした。

窓口での確認はすぐに終わり、更新手続きが完了してこれで終わった、とほっと胸を撫でおろした直後、窓口の職員が1枚の紙を差し出して一言言われました。「食品衛生責任者実務講習会に出席後、新しい営業許可書を交付します」と。

何を言っているのかわからなかったので、詳しく書類を見てみると書類手続きとは別に2時間の食品衛生責任者講習会に出席しないと食品営業許可書が交付されないのです。

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保健所で月一回開かれており予定が合わない場合は先延ばししても大丈夫との事。その紙には来年の3月まで予定日が記載してありました。交付されるまで営業はしていいのか?と疑問が湧きますが、許可書に更新手続き申請済みの判子が押されているので通常どおり営業できます。

パン屋を一人で経営しているため、食品衛生責任者講習会に出席するのも自分しかできません。更新手続きと同じように講習会に出席するのもパン屋を臨時休業するか、お休みの日に出席するかになります。月一回しか開かれていないので、パン屋がお休みの日をみてみると・・・数ヵ月先!相談してみるともう締め切った日程がちょうど良かったので繰り上げて出席させてもらうことにしました。無事に予定通り更新できそうです。今月更新で来月中旬以降に食品営業許可書が交付されます。その際にはまた許可書を保健所へ取りに行きます。

はじめての食品営業許可書の更新でしたが、知らないことが多々ありました。手数料にかかる費用も更新手続きや講習会にかかる時間もしっかりかかりますので、2回目以降の更新は余裕をもって対応していきたいです。