独学パン屋の開業日誌

35歳で脱サラしてパン屋を開業しました。独学でパンを勉強し、自宅を改装して初期投資を極限まで抑え パン屋を一人で経営しています。

バゲットの最終発酵に使うパンマットの台の作り方(DIY)

バゲット以外にもハード系パンの最終発酵に使用するパンマット(帆布)の台は手作りしています。ホイロに入るサイズにしたかったので自分で作りました。ばんじゅうや木の板等、色々ありますが、自分が使いやすいものは売っていなかったのでDIYで作ることにしました。

 

 

必要な道具

  • アクリル板
  • L型アクリル板
  • 接着剤
  • パンマット(帆布8号)

パンマット(帆布8号)は何処で購入してもいですが、当店はユザワヤで購入しました。帆布8号にこだわる理由はバゲットの気泡をボコボコにクープもきれいに開く作り方 その1 - 独学パン屋の開業日誌で説明しています。長さは縦40cm横90cmにカットして使用しています。

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木製の台も考えましたがホイロ内は高温多湿になりますので腐る可能性があります。なのでアクリル製の板を使用することにしました。

縦40cm横45cm厚さ3mmのアクリル板を準備します。ちょうど良いサイズがなかったので、少し大きめのアクリル板を購入しました。無料カットサービスがあるホームセンターで購入すれば、自分で切る道具も手間も必要ないのでオススメです。厚さ2mmのL型アクリル板も同様に40cmの長さにカットしてもらいます。

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カットした2種のアクリル板を接着剤でくっつければ完成です。L型の上に平らなアクリル板をのせるようにして貼りつけましょう。(右上:裏からみた様子)

L型アクリル板を一つだけ付けて逆側に付けない理由は汎用性を持たせるためです。

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このセットを5個使ってパンを作っています。たった5個で回るのか?と思いますが当店の規模では十分でした。自分で作れば使いやすいサイズ(ホイロのサイズに合わせられる)にできるので購入するよりオススメです。かかった費用は全部で1万円しないぐらいでした。