【レシピ】簡単に作れる最高に美味しいカスタードクリーム
当店のクリームパンはカスタードクリームを手作りしています。このカスタードクリームのレシピをご紹介します。
カスタードクリームはシンプルな材料で構成されているので、材料の質でかなり味が左右されます。作り方も重要ですが、シフォンケーキやクロワッサンのようにそこまで難易度は高くありませんが、良い材料を使うほど味は良くなります。既製品と比べると段違いに美味しいクリームが作れます。当店は味に深みを加えるため、和三盆糖とキビ砂糖を使用しています。
材料 カスタードクリーム 90g
- B黄身 1個
- B牛乳 60g
- Aバター 12g
- B和三盆糖 5g
- Bキビ砂糖 5g
- A薄力粉 3g
- A塩 0.2g
- Bバニラビーンズ 1cm
タマゴの黄身と牛乳は材料の半分以上の重量を占めますので良質の物を使いましょう。例えば10個入り100円の特価品のタマゴと、1個30円するタマゴで作り比べると香り、コク、旨味まで段違い味に差が出ます。牛乳は「種類別:牛乳」の良質の物を使いましょう。値段が高いだけで味が伴わないものもありますので、数種類の味を比較して自分なりに一番美味しいものを使うといいでしょう。
バターは必ず使ってください。マーガリンで代用してはいけません。
砂糖はグラニュー糖を使うとのっぺらなただ「甘い」だけになってしまうので、味わい深くコクがある「和三盆糖」「キビ砂糖」を使います。
薄力粉、塩は比率が極小なので特にこだわらなくても大丈夫です。
「バニラビーンズを使いましょう」といっても本物は高いですよね。数年前と比べ10倍ほど値上がっています。しかし本物とバニラエッセンスと比べると香りが段違いなんです。味にこだわるなら本物のバニラビーンズを使いましょう。
価格:1,380円 |
バター、薄力粉、塩を鍋に入れ小麦粉に火を通す
Aの材料を鍋に入れ中火でフツフツとするぐらい火を入れます。生の小麦粉はお腹を壊す可能性があるので事前に火を通します。長く火にかけると焦げて苦みの元になるので気を付けましょう。
AにBを入れてとろみが出るまで火にかける
粗熱が取れたAの鍋にBを入れ弱火で火を入れていきます。バニラビーンズは切れ目を入れて中身を削ぎ出し、サヤごと鍋に入れます。火加減は強火だと硬い部分と柔らかい部分が出来てしまい、口当たりの悪いクリームなってしまうので、気長に弱火で炊いていきましょう。常に泡だて器でくるくる攪拌して硬さが均一になるようにします。そこからフツフツと泡が出てきたら完成です。
完成したらすぐに別の容器に移動させて冷まします。完成後に移動させずに鍋に放置してしまうと余熱で固くなるので気を付けましょう。冷蔵庫で1時間ぐらい冷やせばパンに使いやすい温度になります。
まとめ
このレシピの分量でしたら5分もあれば作れます。普通に市販されているクリームパンのクリームが美味しくない原因は「良い材料を使っていない」のと「常温で傷まないように保存料を入れて余計な味・香りがついてしまう」のが原因です。
当店のクリームは当日までに召し上がって頂く前提で作っているので保存料は一切入れていません。毎朝その日に使う分だけ作っているので、新鮮で美味しいのです。簡単なので皆さんも作ってみてはいかがでしょうか。