独学パン屋の開業日誌

35歳で脱サラしてパン屋を開業しました。独学でパンを勉強し、自宅を改装して初期投資を極限まで抑え パン屋を一人で経営しています。

一人で経営するパン屋の作業台・まな板を選ぶ時に外せないポイントとは

お店の規模にあった作業台を選ばないと仕事の進行スピードにも大きく影響します。作業室の広さに合ったサイズを選ばないと人の導線にも影響を及ぼします。今回は使いやすい作業台を選ぶポイントを話していきます。

作業室の広さと作業台の大きさの比率

当店の見取り図は下記の画像の通りです

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しっかり人が通れる導線を確保しながらその部屋に合った大きさの作業台を選びました。全て一人で作業しているのでこのサイズで十分ですが、もし作業員が一人でも増えると手狭になる感覚はあります。今後事業を拡大する事を考えているのならもう少し大きいサイズを選んでもいいかもしれません。

 

高さの選び方

サイズ以上に重要なのが高さです。身長は人それぞれ違うので体の部位の高さで表現すると腰骨のあたりの高さにすれば腰を傷めづらいと思います。

自分は昔から腰痛持ちで、腰を中途半端に曲げて作業するのが大変つらいです。台が腰骨の高さなら直立の体勢で作業できるのでオススメの高さだと思います。

 

まな板の選び方

作業台の素材はステンレス製なので多少ですが金属臭がします。ですので当店はその上にまな板を置いています。当店が使用しているのはサイズが選べるセミオーダーメイドのまな板で150cm×60cmのように大きいサイズでも用意されています。

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このまな板の特徴は

  • ゴムの弾性があるためキズがつきづらく衛生的
  • 吸収性が無いので匂いがつかず、汚れがおちやすい
  • 熱湯消毒しても変形せず安心して使える

パンは香りが命なので、まな板に匂いが付かないところはとても重宝しています。5年半使用していますが、未だに劣化は見られずほぼ新品同様にみえます。もしキズが出来たとしても素材がゴムなので削れば消えます。

作業台・まな板は一番近くにあり一番触れることが多い道具なので使いやすく上質な道具を使いたいですよね。このまな板は多少値段が張りますが、これ以上の品質の物は無いと確信しています。

良いまな板を使えば作業台自体は中古の物でも問題なくなります。なので当店は作業台は16,000円ほどの安い中古品を使っています。

 

まとめ

作業台・まな板を選ぶポイントですが、作業台自体は腰骨のあたりの高さを選び、多少錆びていたとしても中古品で大丈夫です。そのかわりパンが直接触れるまな板は良い物を使いましょう。このメリハリがポイントになります。