独学パン屋の開業日誌

35歳で脱サラしてパン屋を開業しました。独学でパンを勉強し、自宅を改装して初期投資を極限まで抑え パン屋を一人で経営しています。

自宅パン屋の手作り看板はどう作るか

当店は玄関を改装してパンを販売しています。詳細は 以前の記事(販売場所について)にも書いてあります。家庭の玄関のままだとお客様がお店だと認識することが難しいので最低限の費用で店らしく見せる飾りつけを色々と工夫してきました。

手作りの看板

店の看板は店の顔になる部分なのでオリジナリティ溢れるものにしたくて手作りしました。45cm×35cmの木の板と店名・営業曜日・営業時間の木製立体文字を準備してペンキで色を塗ります。よく乾かしてから木製立体文字を接着剤で板に貼り付ければ完成です。

木製の立体文字は天然木の持つ色調と優しさと温もり|有限会社 タナカホルツンで購入しました。様々な木の材質やサイズを選ぶことができて自分の希望通りのものを揃えられます。

ペンキはお店のイメージカラーの色をホームセンターで購入しました。手作り感のあるイメージ通りの看板が出来上がりました。

 

二つ目の看板

閉店時は小さい看板のみで丁度いいですが、開店時はそれだけだとちょっと物足りません。そこで店名を記載した300cm×120cmのかなり大きいターポリン素材の垂幕を店頭に架けています。宣伝効果以外にも雨、日除けの効果があり大変重宝しています

ターポリンは横断幕・懸垂幕の幕壱 で購入しました。デザインも自分で作成したものをデータで送り、それを元に作成してもらえるので自分の思った通りの物を作ってもらえます(ターポリン:ビニール系素材。 店舗の日除けテントやイベントの仮設テント・工事現場の養生シート等に使われる

ターポリンを上から吊るす方法ですが、まず玄関の屋根にフックを万力で取り付けました。そしてターポリンにカラビナを付けて、カラビナをフックにつなげれば出来上がりです。カラビナを使って取り外しできる垂幕になりました。(画像左)

f:id:takupan:20180802152854p:plain

問題は垂幕の下側を地面にどうやって固定させるかです。

画像右は現在の固定方法ですが、コンクリートに穴をあけてアンカーボルトで固定しています。これでしたら台風並みの風が吹いても垂幕が吹き飛ぶことはありません。ホームセンターでアンカーボルトを購入し、コンクリートに穴をあける道具もホームセンターで借りました。DIYはほとんどやらない自分でも取り付けることができます。

現在の固定方法をする前、開業当初は30kgぐらいあるコンクリートの塊を重りに固定していました。

f:id:takupan:20180802153602j:plain

このコンクリートを2個(60kg)使って固定していましたが、風の力を侮ってはいけません。強風で2個とも浮くきます。これには大変驚きました。そしてその反動で玄関タイルにあたり破損した事がありました。全て自分で施工しているので失敗することもあります。同じような施工をする場合は地面にしっかり固定することをおすすめします。