小規模パン屋のレジは何を使えばいいの?
当店は一人で経営している小規模パン屋です。小規模でもレジは必ず必要です。実は開店から約1年間は電卓で手計算してお会計をしていました。その期間は二回計算してお待たせしたり、金額の間違いが発生してお客様に迷惑をかけてしまいました。それはマズいと考え、お金を掛けないレジシステムを導入しました。導入後は会計時間が短縮できて、お会計の間違いも無くなりました。
どんなレジシステムを導入したのか
「アンドロイドタブレット」と「無料のアプリ」必要なのはこれだけです。
当店が使用しているタブレットは「REGZA Tablet AT501」です。今となっては古い機種ですが現在も問題なく使えています。4年間使っていますが、未だに営業時間の間フルに使っても充電が切れることはありません。まだまだ現役で使っていけそうです。
無料のアプリとはAndroid POSレジ Padpos(パドポス)です。自分が使っている範囲は無料です。もっと沢山の機能を使いたい場合は有料になりますが、当店みたいな小規模パン屋だと無料の範囲で事が足ります。
無料の範囲で何ができる?
自分が使っている機能は以下の通りです。それ以外は使っていません。
- 商品の登録
- レジ機能
- 日報・売上グラフ
商品の「商品名」「値段」を登録できます。販売時には「商品名」のボタンを押すだけで合計金額が出ます。何時に何を販売したという日報、日々の売上合計、月間の売上グラフも確認できます。この機能以外、普通に使うだけなら必要ありません。無料でこの使いやすさは素晴らしいと思います。
かかった費用はいくらか?
タブレット購入費用3万円のみです。一般的なレジは1万5千円~20万円程でピンキリですが、安いレジは金額を手打ちするタイプでお客様をお待たせしたり、間違いが発生する可能性もあります。
タブレットの無料レジは高価な20万円程のレジと同じように商品や値段を登録できますので、かなり安く抑えられました。タブレットは他の使い方も出来ますので良い選択をしたと思います。
有料版や追加機械
自分は必要としていませんが、追加の機械や有料版の使えそうな機能として
- 機械を購入すればレシートを出したり、バーコードリーダを使うこともできる
- 有料版はポイント管理や在庫管理機能が使える
レシートは必要だと思いますが、当店はパンの明細を記載した独自のレシートを作成しているので必要ありませんでした。在庫管理もその日のうちに売り切るパンなので必要ありません。ポイントもポイントカードを作っているので、特にデータで管理する必要はありません。パン屋の営業形態を考えると無料で事が足りるのではないでしょうか。
まとめ
レジは高い物だと20万円以上します。高ければそれだけ多機能ですが、小規模パン屋だとオーバースペックです。自分の店を客観的に見てどれだけの物を揃えればいいか吟味して少しでも費用を抑えられるといいですね。